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模擬問題

模擬問題(3級・2級)

模擬問題(1級) 模擬問題(3級・2級)

設問11

ビールの製造においては温度管理が重要である。仕込工程における「50℃保持」に関する説明として適切なものを次の選択肢より選べ。

  • (1)タンパク質をアミノ酸やペプチドに分解する
  • (2)50℃を「糖化温度」と呼ぶ
  • (3)全ての酵素を失活させる
  • (4)「タンパク休止」といい、タンパク質分解酵素の働きを止める
⇩解答と解説⇩

正解:(1)タンパク質をアミノ酸やペプチドに分解する

解説:

第2回・2級で出題した際に、約35%の方が誤答である(4)を選択した問題です。50℃は、タンパク質分解酵素が活性化する温度です。ちなみに、65℃を「糖化温度」と呼び、この温度付近でβ-アミラーゼなどのデンプン分解酵素が活性化します。

設問12

1040年に創立された、現存する世界最古のビール醸造所の名称を、次の選択肢より選べ。

  • (1)エルディンガー醸造所
  • (2)シェッファーホッファー醸造所
  • (3)ヴァイエンシュテファン醸造所
  • (4)ヴァルシュタイナー醸造所
⇩解答と解説⇩

正解:(3)ヴァイエンシュテファン醸造所

解説:

8世紀に小さな礼拝堂が建てられ、11世紀にベネディクト会修道院に入り醸造が始まりました。19世紀初めに修道院は廃止されますが、醸造設備はバイエルン州保有のものとなり、現在もビールづくりが続いています。修道院の建物は1852年からヴァイエンシュテファン中央農学校となり、1895年からはミュンヘン工科大学に編入されて使われています。

設問13

中世イギリスのビールに関する史実①~③について、古いものから順番に並べたものを次の選択肢から選べ。

■史実

① エールハウスという居酒屋が広まった

② ビール麦芽への課税が始まり、醸造家たちは麦芽を減らしたペールエールをつくり出した

③ ギネス社がスタウトポーターを発売した

  • (1)①→②→③
  • (2)②→③→①
  • (3)①→③→②
  • (4)②→①→③
⇩解答と解説⇩

正解:(1)①→②→③

解説:

イギリスでは、9世紀頃から自家醸造したビールを提供するエールハウスが出現し徐々に広がっていきます。1697年には、自家製ビールからも広く税金を集めるため、原料であるビール麦芽への課税が始まりました。ギネス社は、麦芽税を抑えるために、ローストした大麦を使用することで麦芽の使用量を抑えた「スタウトポーター」を1778年に販売を開始し、人気を集めることになります。ポイントは「ギネスが焙煎大麦を使い始めたのは税金対策」という点です。

© General Incorporated Association of Japan Beer Culture Study